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色々 気ままに
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札幌にある夫婦が住んでいた。


4月も入ったばっかりのまだ少し肌寒い日。

身重の妻の体調が急変し、 

夫の銀火は妻を車に乗せ病院へと急いだ・・・・・・



医師が言うには、母子共に危険な状態であるから
すぐに手術に踏み切るしかないということだった






手術が始まって数時間が経った。





その間、夫の銀火は手術室から離れようとしなっかった・・・


ふいに、『手術中』のランプが消え、扉から医師が姿を現した


夫が聞きたいことはひとつ。  



「手術は成功しましたか!?」

医師は満面の笑みを浮かべて答えた。


「大成功です!!奥さんも、娘さんも元気ですよ!!!!」

喜びに足をもつれさせながら、夫の銀火は部屋に飛び込んだ





しかし・・・・・



そこには血まみれの子供と、同じく冷たくなった妻の姿があった・・・・・・。


夫の後ろから医師が言った。  








「エイプリールフール!!!」










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「接続を切っても無駄だよ」


何故かまだ信号が送られてくる。考えられることは一つしかない。





「お前、私の内部電脳に入り込んだな。自作の防衛システムで侵入を防いでいたのに・・・



それをこんな短時間で破るとは・・・・・・


自分の技術を自慢するわけではないがお前はたいそう優秀なハッカーのようだな」


「褒めてくれてありがとう」


「優秀であれば何をしても良いというわけではないが、お前のように実力の伴った奴は嫌いではないぞ
しかし、お前はこのまま私の中にいて大丈夫なのか。本体の意識が無いままだと生命活動が停止する恐れがあるぞ。」

「その点は心配ないよ。さてさて認めてくれたみたいだし改めて宜しく。」

龍鉈はとてもうれしそうだ。それとは反対に茉悠はやれやれといった感じで小さく溜め息をついて少し冷めたコーヒーを飲んだ。




                                                                                                     第1章                終

再度信号が送られてきた。相手の真意がわからない。
 


「なんなんだ。お前は。」


茉悠がそう送るとすぐに返信が来た

「驚かせてすまない。自己紹介がまだだったね。龍鉈(るな)だ。これかれよろしく」 「これからだと。話がしたいなら体も一緒に来い。このストーカー。」

「怒らないでよ。急に来たのは謝るからさ。僕はただ人間を研究したいだけなんだ。」
 

「何故私のところに。」
 
「警察には知られたくないんだ。調べた結果茉悠なら僕の事をバラさないと思ったんだよ。大丈夫。何も悪さなんてしないからさ。僕に出来ることなら何でも協力するよ。」

彼女は無言でネットの接続を切った。
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1988/11/02
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