色々 気ままに
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「接続を切っても無駄だよ」
何故かまだ信号が送られてくる。考えられることは一つしかない。
「お前、私の内部電脳に入り込んだな。自作の防衛システムで侵入を防いでいたのに・・・
それをこんな短時間で破るとは・・・・・・
自分の技術を自慢するわけではないがお前はたいそう優秀なハッカーのようだな」
「褒めてくれてありがとう」
「優秀であれば何をしても良いというわけではないが、お前のように実力の伴った奴は嫌いではないぞ
しかし、お前はこのまま私の中にいて大丈夫なのか。本体の意識が無いままだと生命活動が停止する恐れがあるぞ。」
「その点は心配ないよ。さてさて認めてくれたみたいだし改めて宜しく。」
龍鉈はとてもうれしそうだ。それとは反対に茉悠はやれやれといった感じで小さく溜め息をついて少し冷めたコーヒーを飲んだ。
第1章 終
この記事にコメントする