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色々 気ままに
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「接続を切っても無駄だよ」


何故かまだ信号が送られてくる。考えられることは一つしかない。





「お前、私の内部電脳に入り込んだな。自作の防衛システムで侵入を防いでいたのに・・・



それをこんな短時間で破るとは・・・・・・


自分の技術を自慢するわけではないがお前はたいそう優秀なハッカーのようだな」


「褒めてくれてありがとう」


「優秀であれば何をしても良いというわけではないが、お前のように実力の伴った奴は嫌いではないぞ
しかし、お前はこのまま私の中にいて大丈夫なのか。本体の意識が無いままだと生命活動が停止する恐れがあるぞ。」

「その点は心配ないよ。さてさて認めてくれたみたいだし改めて宜しく。」

龍鉈はとてもうれしそうだ。それとは反対に茉悠はやれやれといった感じで小さく溜め息をついて少し冷めたコーヒーを飲んだ。




                                                                                                     第1章                終

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再度信号が送られてきた。相手の真意がわからない。
 


「なんなんだ。お前は。」


茉悠がそう送るとすぐに返信が来た

「驚かせてすまない。自己紹介がまだだったね。龍鉈(るな)だ。これかれよろしく」 「これからだと。話がしたいなら体も一緒に来い。このストーカー。」

「怒らないでよ。急に来たのは謝るからさ。僕はただ人間を研究したいだけなんだ。」
 

「何故私のところに。」
 
「警察には知られたくないんだ。調べた結果茉悠なら僕の事をバラさないと思ったんだよ。大丈夫。何も悪さなんてしないからさ。僕に出来ることなら何でも協力するよ。」

彼女は無言でネットの接続を切った。
茉悠はストーカーか何かと思い返事をせずに相手の居場所を突き止めようと逆探知を開始した。。
一般人には逆探知など出来はしないが彼女は電脳関係の仕事をしてたためそんなことは言葉どおり
朝めし前であった。





三十秒ほどたった・・・・・・


本来なら彼女が相手の情報を得るためには十分な時間だったのだがまだ彼女は見つけられないでいた。

まるで実体が無いかのように情報が掴めない。

相手も電脳に関してかなりスキル思っているようだった






「探しても無駄だよ。」

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